モノ語りヒト語り

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桜と着物でお迎え

初春お年玉ウイークセールが2014年1月6日(月)スタートし、12日(日)無事終わった。お年玉として、今大流行らしい「クマもんのホッカイロ」をお買い上げのお客様にお配りした。

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新春らしくしたいね、とスタッフが頭をひねった結果、啓翁桜を山形(全国一の生産地)から取り寄せ新春一番の桜を楽しんでいただこうということになった。啓翁桜という名前はまだ全国的な知名度は無い。山形県白鷹町のHPによると「名前の由来啓翁桜は、昭和5年、久留米市山本の良永啓太郎という人が中国系のミザクラを台木にし、 ヒガンザクラの枝変わりとして誕生させました。名付け親は同じく久留米市の弥永太郎さんで、啓太郎の一字をとって啓翁桜と名付けました。いきおいよく成長する啓翁桜は、枝の伸びがよく、枝を切り込んでも弱らず切枝用に適しています。花の形や咲く時期などはヒガンザクラに似ています。」とのこと。

さっそく山形の農協に電話。もう年末の出荷は終了、新年の出荷開始は1月7日からとのこと。セールは6日からなので間に合わない。なんとか出来ないかと交渉するも、どうにもならず。万事休すかと思いきや、担当の女性から「お役に立つかどうか分かりませんが、去年も同じようなオーダーがあって送れなかったのですが、その人は花屋さんに頼んで年始に間に合ったと言っていました。花屋さんに頼んでみたらどうでしょうか」とアドバイスを受ける。

すぐに2件隣の花屋さん「プリマベーラ」に相談すると、「6日が花市場の初日だから、啓翁桜が出ていれば仕入できる」とのこと。18本オーダー。

6日朝、着きました、かたい蕾を一杯付けた啓翁桜が。昨日より用意した高さ50センチほどの壷に入れようとするも、余りに深すぎて枝の下から上までついた蕾がほとんど壷の中に隠れてしまう有様で、小さな深鉢に活け替えた。

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もうひとつ新春らしさを演出するために、スタッフが初日と2日目限定できもので応対することにした。きものを着るのもエネルギーを必要とするのに、その状態で接客というのは、大変なことである。

でも、きもの姿を見るのはいい。きものは磁石のように人を惹きつける。女性は勿論、男性のお客様にもとても好評であった。次回は、くらしのくらの目玉のきもの(値札つき) をお召しただきたいものだ。

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