モノ語りヒト語り

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きゅうりとみょうが

先日、長野県諏訪郡に出張買取に伺った。リビングボードなど家具一式、食器や雑貨一式の買取希望ということで、トラック班2名、ワゴン班2名の計4名が現地に向かった。

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当日の諏訪湖はピクニックだったら最高の秋晴れ。ゆとりもって出発したが、中央高速道で工事渋滞にはまる。太陽にキラキラ光る諏訪湖のほとりを半周してお客様宅に30分遅れて到着。

さすがに大きいお宅である。十畳程の洋間の絨毯には食器類が所狭しと並べられており、足の踏み場もない。バラバラになっている食器をまずはカップとソーサーを合わせ、同じブランドをまとめるという準備作業が必要となった。同じようなデザインで微妙に異なっていたりするもので、ピッタリ組み合わされるとそれなりに嬉しい。スピードを競わない競技百人一首のようなものである。

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表が見えない神経衰弱ゲームは神経をすり減らすが、食器合わせはずーっと簡単で面白い、神経が安らぐ。つま先で食器にぶつからないように気をつけなければならない点を除けば・・・・・・

全部の食器類をダンボール箱20箱に詰め終える。(お買い取りが多く、オリコンテナを使い切って箱無し状態である)折りたたんだダンボールを箱にしていただいたり、食器をウレタン包装紙で包んでいただいたり、お客様総出で手伝っていただいた。

いつもはお買い取り時に手伝ってくださるお客様には「どうぞ、何もしないで見ていて下さい。詰めたり、運んだりするのは私達の仕事ですから」とのたまっていたにもかかわらず!である。

その量もさることながら、まるで当たり前のようにお客様と一緒に梱包作業をしていた。恐らく田舎のアットホームな雰囲気に、スタッフも親戚気分になっていたのかもしれない。

さて、夕方になって搬出を終えお茶をいただいた。「きゅうりとみょうが」のお漬物が出された。その美味しかったこと。塩梅が絶妙なのである。若い男子は家庭の味が久しぶりだったのだろうか、「これ、ホントにおいしいっす」と笑みがこぼれる。
(味に夢中で写真ありません)

お買い取りしたお品物の素晴らしさも嬉しいことであるが、そのお客様の人柄や、いただいたお茶に気持ちが豊かになることが多い。この仕事ならではの醍醐味である。

帰りに「遠くからありがとうございました」とお菓子をいただいた。

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そんな諏訪を思いおこしながらこのアップルパイでお茶をした。
お菓子はその味もさながらその「来し方」を味わうものですねえ。

ちなみにお買い取りしたお品物のあったお部屋は和室にリフォームするとのこと、「素晴らしい!」とスタッフの何人かが声をあげた。今の世の中、東京では和室が絶滅状況になっている。畳の復活は嬉しい限りである。あの素足で味わう青い畳の感触、新しい畳のわらの匂いを思いおこす。

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くらしのくらにも和室があります。

いつリフォームするかわからないけれど、筆者もそのときはタタミにします!

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