モノ語りヒト語り

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『残りモノには福がある?』

『くらしのくらMUSEAM SALE』と題し、今年も恒例の秋のセールを開催した。

セールと言えば、毎回DMに頭を悩まされる。
ハガキご持参の特典を何にすべきか・・・。

ちなみに昨年はハガキご持参でハロウィンデザインのトイレットペーパーをプレゼント。
今年の春のセールではハガキを使ってビンゴゲームをした。

皆で相談し、今年はこちらとなった。

スピードくじ。

その場で当たりが分かり(はずれ無し!)何が当たるかのワクワクも共有できる。
セールというお祭りにピッタリだと思い、景品1等~5等を用意した。

景品はキッチンで使える可愛いミニふきんや、くらしのくらで使える商品券など。

一等はなんと『お好きなお品1点50%割引券』!!

20万円のお品が10万円でご購入頂ける、と説明すればその威力はお分かりいただけるだろうか。

一等は一本しか入っていない為、我々スタッフはその強運のお客様とのご対面を心待ちにした。

『一等おめでとうございますー!!』のリハーサルもバッチリ。

祝福のベルも用意した。

しかし鳴らない。

祝福のベルが鳴らない。

二等から五等までは出たが、一等が出ない。

最初は『くじの数が多いからこんなものなのかもね』と気楽に話していたが、セールも後半になりくじの数も少なくなると『あれ?まだ一等出てないの?』と焦ってくる。

あまりにも出ないと一つの疑惑が生まれる。

一等・・・入れた?

くらしのくらのスタッフは皆優しいので、口には出さない。

でもそんな空気をひしひしと感じ取ってしまう。

・・・なぜなら一等と書いてあるくじを投入したのは私だからだ。

そんな悶々とした日々を送ること数日。

ついに!一等が!!でました!!!

なんと一等が出たのは最終日。

残り物には福があるとはよく言うが、本当に福を入れたか疑惑が生じる程残られては困る。

祝福よりも安堵の気持ちが先にでてしまったことに罪悪感を覚えた。(ベルも鳴らし忘れた)

次回くじ引きを開催する機会があれば、お客様の為に一等の本数をもっと増やすことを心に誓ったセールだった。

文責:仲田

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