フィン・ユール

代表作
「ペリカンチェア」
「ポエト」
「イージーチェア No.45」
「チーフティンチェア」
「アームチェアNo.48」
「アームチェアNV-44」

1912年コペンハーゲン生まれのデンマークの建築家、家具デザイナー。
1934年にデンマークの王立芸術アカデミーを卒業する。
1935年には建築家のヴィヘルム・ラオリッツェンの事務所で働き始める。
その後1940年には彼の代表作とも言える「ペリカンチェア」を発表した。
モダンアートの影響を受けていたこともあり、ペリカンチェアは当時の主流の家具とは一線を博したデザインとなっており、家具の新しいデザインの道を作った人物とも言える。
その後も、1941年に「ポエト」、1945年に「イージーチェア No.45」などの名作を発表する。
1944年に発表した「アームチェアNV-44」は全世界で12脚しか存在しないと言われている幻の椅子であることも有名である。
また、1998年よりフィン・ユール作品の復刻を手掛けたOnecollectionがフィン・ユールの作品のほぼ全てのライセンスを保有しており、次々とフィン・ユールの名作の復刻品を発表している。