モノ語りヒト語り

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ハイバパイバ

トーテムのような、高さ50センチほどの木彫りの人形(アイヌの人形?)を持って外国人の夫婦が、カタコトの日本語で「コレマケテクレマセンカ」と来た。3800円を3000円に、と言う。

20%以上のoffは難しいので、「NO!」ということになる。

すると、「ハイバパイバ!」。

背丈180センチ以上あろうか、金髪ブルーアイの御婦人がにっこり微笑みかけこう言った。

あっ、思い出した!
 
半年ほど前であろうか。この御婦人が当店で買い物をした際に、「フロームウェア?」と尋ねると、「フィンランド」との返答。すぐさま「ハイバパイバ!」と返すとびっくりされ、大いに盛り上がったのだ。

「ハイバパイバ」というのはフィンランド語で「こんにちは」という意味。私が学生時代に、森と湖のフィンランド(スオミの国)に憧れ、(さらにフリーセックスと言うイメージも刺激的であったのか)少しばかりフィンランド語を勉強したことがあったのである。

40年近く経った今も、唯一この「ハイバパイバ」だけは覚えていたのだ。その御婦人が再び来店。値引きしてくれと言う。そこでブロークン英語でこんな説明をしてみた。

「このような【守り神】を買う場合は、『値切ると福が逃げる』と日本では言われているから、売価で買うのがいいと思う」すると通じたようで、大笑いである。

そしてご主人の答えがこうである。

「バット、アイム、ヨーロピアン」

う~ん、ここは日本だとも言えたのだが、そのユーモアさに「オーケー」してしまった。帰り際、「今度是非フィンランドに来てね」と言われたので、英語でこう言ってやった。

「800円もサービスしてしまったので、しばらくフィンランドに行くことが出来なくなってしまったよ。」

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