モノ語りヒト語り

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くらしのくらとわたし

わたしのお母さんは、「くらしのくら」というリサイクルショップで仕事しています。リサイクルというのは、学校で習ったので知っています。牛乳パックやジュースのペットボトルをお店にもっていくことです。でも、「くらしのくら」で牛乳やジュースは売っていないそうです。

まえ、お店に行ってみたとき、外にたくさん、いすがならべてありました。あと中には、やっぱりいすとかテーブルとかがありました。あとお人形やきれいなおさらがありました。あと「ねむりひめ」にとうじょうするような、銀のフォークがありました。わたしはほしいなーと思いました。あと、ほうせきのコーナーがありました。わたしのたんじょう石の、オパールのゆびわがありました。わたしは、これもほしいなーと思いました。あとふしぎな絵とか時計とかもたくさんありました。あと男子に人気のミニカーもありました。デパートみたいだなと思いました。

でも、店いんさんたちは、デパートとはぜんぜんかんじがちがっていました。みんな、じょうだんを言ったり、笑ったりしていました。おこられないのかなあと思いました。

男の店ちょう(お店のせきにんしゃ)も、おきゃくさんがいるのに店いんさんに「おやじギャグ(だじゃれのこと)」を言って、「うけない」としょんぼりしていました。わたしは、みんなもっと笑ってあげたらいいのにと思います。

あとおきゃくさんも、みんな楽しそうにお店の人たちとおしゃべりしながらかいものをしていました。だれかが、「あら、きものコーナーは?」と聞いたら、店ちょうが「秋におおはばイメチェンをしますので、楽しみに」と答えていました。「ラブ&ベリー」というゲームでわたしはイメチェンがとくいなので知っています。イメチェンというのは、すてきにへんしんして、びっくりさせるといういみです。

きものは、たいせつにしていれば、おばあさんやひいおばあさんのものでも、着られることがあるそうです。わたしも、おばあちゃんが持っていたきものを今お母さんがたいせつにしていて、わたしが大人になったとき、もらうやくそくです。「ようふくではこうはいかない」というのがお母さんのくちぐせです。

イメチェンのじゅんびが、もうすぐはじまるそうなので、わたしにもいけんをきいてほしいです。ピンクやオレンジ色のかわいいきものをふやすといいなと思うのが、わたしのいけんです。店ちょうにこんど、言ってあげようと思います。

20060613

店ちょうのにがおえ 

<店ちょうのいけん>

げんこうありがとう。イラストだけでなく、ぶんしょうもうまいのでびっくりです。何べんもうなづきながら読みました。ようやく私のみかたがひとりできたきぶんです。また、ピンクやオレンジ色のきものはきれいでいいと思います。その色のきものは少ないので、このげんこうをお読みになった方、ぜひよろしくおねがいいたします。

(追)筆者はメグちゃん、小4の女の子です。店長が、筆者の母さんである当店スタッフに「日記書いてよ」と迫ったために、娘にその責任を転嫁したものと思われます。したがいまして、筆者の了解を得た上で載せることといたしました。

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