北欧ヴィンテージ VS ジャパニーズモダン 我々日本人はどちらを選ぶべき?!
先日、店頭買取でヴィンテージのダイニングチェアをお買取させていただきました。
デンマークのミッドセンチュリー家具の代表的デザイナーの
カイ・クリスチャンセンのダイニングチェアを彷彿とさせるこちらの椅子は
大分県日田の老舗ブランドのアサヒファニチャーから
1970年代に発売された椅子です。
当時、北欧家具の影響を受けた日本の家具メーカーが挙って
北欧のデザインを取り入れ作られた椅子の一つです。
他にも辻木工なども北欧テイストの椅子を多く作っています。
また、昭和44年に設立された徳島県にある宮崎椅子製作所ではカイ・クリスチャンセン監修のもと
今では生産中止になっている同氏の作品を復刻して販売したりもしています。
気になるお値段はカイ・クリスチャンセンやウェグナーなんかと比べとてもリーズナブル!
しかし、さすがは我が日本の職人。
長年使い込まれたこちらの椅子ですが、きしみや、がたつきはほぼなく、品質の良さが伺えます。
製作時のコストの問題もあってか本場北欧の巨匠の作品と比べると
細かいディティールの差はあるものの、座面の高さなど日本人向けに設計された椅子は、
我々日本人にはジャパニーズモダンと言われる日本産の椅子の方がしっくりくるかもしれませんね。
有田