2020年03月03日

ベッドの買取を頼む前に知ってほしいこと！【買取現場レポ編】

引っ越しや、模様替えでベッドを買取ってもらおうと思っている方に
買取店の裏事情とともに、ベッドを上手に買取ってもらうコツをお教えします。

■目次
・ベッドは買取ってもらえるの？
・売れるベッドと売れないベッドの違いは？
・高く売れるベッドのブランドは？
・高価買取してもらうためのコツ
・まとめ

ベッドは買取ってもらえるの？

そもそも中古のベッドは買取ってもらえるのでしょうか？
答えはYESです。

中古のベッドと聞くと中古家具に抵抗のない人も少しばかり抵抗を感じるでのはないでしょうか？
毎日肌を合わせるものなので新品が良いと思う人は多いでしょう。
しかしオークションサイトや中古家具市場では毎日数多くの中古ベッドが取引されています。
一方で断られることが多いことも実情です。
ここではベッドを上手に買取ってもらえるように知って得するお話をご紹介していきます。

売れるベッドと売れないベッドの違いは？

ここでは売れるベッドと売れないベッドの違いをご紹介していきます。

・使用期間
基本的に使用年数が5年以内のものが買取可能なボーダーラインとなると言われております。
毎日長い時間を共にするベッドは、経年によっての劣化の影響を多く受ける家具になります。
年数が経つにつれてマットレスにヘタリが出たりスプリングが壊れてきたり、シミ、汚れがでることがあります。

・状態
中古ベッドが1番敬遠される理由が状態です。
大抵、シミのあるベッドに寝たいとは思わないのではないでしょうか。
シミや汚れ、カビなどが目視できるものは再販が難しいため売ることは難しいです。
また、臭いも同様でタバコやペット、香水の匂いがキツイものもお買取が難しいことがあります。

・ベッドの大きさ
シングルベッドは販売価格も安いため新品でも買いやすいため買取の難しいベッドと言えます。
逆にダブルベッド以上のクイーンサイズやキングサイズのベッドは販売価格が高いため中古で探す人も多いので売りやすいベッドです。

・マットレスの厚さ
基本的にマットレスは厚い方が高価なものが多く、高価買取が可能となることが多いです。
シーリーの高級マットレスでは厚いもので30〜40cm程度の厚みがあり快適な眠りをサポートする上質な技術が詰まっています。
厚いマットレスは定価も高いことから高価買取のできるマットレスと言えます。

・ブランド
上記の条件をクリアして、さらに売れるものというのはブランドベッド、高級ベッドです。
人気のブランドのものは多少の劣化があり、使用年数の長いものでも買取ができることが多いです。
やはりネットなどで中古を探す人はブランドから探すことが多いので、ブランド物のベッドは中古市場で活発に取引されています。
現在ニトリ、IKEAでもたくさんの良いベッドは出ていますが、中古であえて探す方は少ないです。
やはりブランドベッド、高級ベッドでないと買取は難しいと言えます。

高く売れるベッドのブランドは？

ここでは今、中古市場で活発に取引されている人気のブランドをご紹介していきます。

シモンズ

1870年にアメリカのミシガンで設立された寝具メーカーです。
1925年にポケットコイルマットレスを商標化し、その後世界トップクラスのシェアを獲得し世界のベッドメーカーとしての地位を確立した。
ビューティレストのリュクスシリーズ、スマートシリーズ、プレミアシリーズなどが人気があり高価買取が可能なシリーズです。

シーリー

1881年にアメリカのテキサスで設立された家具メーカーです。
整形外科医と連携を図り開発された「ポスチャーテックコイル」など独自の開発力で次々と画期的な技術を取り入れ商品化し、世界でのシェアを広げていきました。
クラウンジュエル、チタンコレクション、ジャパンプレミアムなどが人気があり高価買取が可能なシリーズです。

サータ

1931年にアメリカのイリノイで設立されたマットレスメーカーです。
「より快適な眠りと、健康の追求」というコンセプトのもと、マットレスの寝室に徹底してこだわり抜き現在ではアメリカのベッド売上ランキング6年連続全米1位にまで上り詰めました。
スリムスイート、アイ・シリーズ、スイートピローソフトなどが人気があり高価買取が可能なシリーズです。

テンピュール

世界で唯一NASAより「認定技術」ロゴの使用を許可されたスウェーデンの寝具メーカーです。
1960年代のNASAのスペースシャトル計画で開発された技術を寝具に取り入れ商品化し、1991年の販売以来、全世界で評価されてきたブランドです。

カッシーナ

1927年にイタリアのミラノで設立された家具メーカーです。
ル・コルビジェ、フランク・ロイド・ライト、レニー・マッキントッシュなど20世紀初頭の巨匠たちの作品を復刻させデザイナーズ家具メーカーの代名詞ともなったカッシーナ。
マリオ・ベリーニのキャブ・ナイトや、カトリーヌ・メミのリヴゴーシュなどのデザイナーズベッドが人気があり高価買取が可能なシリーズです。

アルフレックス

1951年にイタリアで設立された家具メーカーです。
1969年にはイタリアのアルフレックス社で家具作りを学んだ保科正氏が、販売権と日本オリジナルデザインの製造権を得てアルフレックスジャパンを設立した、イタリア生まれ日本育ちのモダンファニチャーブランドです。
ヴァクナ、ソンノ、ブレラ、エルバなどが人気があり高価買取の可能なシリーズです。

高価買取してもらうためのコツ

ここでは買取の難しい家具と言われているベッドの高価買取してもらうコツをご紹介していきます。

・クリーニング
買取店の査定に出す前にまずは自分でできるだけキレイにしましょう。
ベッドフレームは地面に近くホコリが溜まりやすいのでタオルなどでホコリや汚れを拭き取るだけでだいぶ印象か変わってきます。
またマットレスは自分で落とせそうな汚れなどはクリーニングし、消毒用のスプレーなどで除菌をし、臭いなどを落としましょう。
見た目がキレイになると査定の金額もアップします。

・年式や型番を把握する
買取店に問い合わせする際に、ブランド名、年式、型番などを伝えることができないと、せっかくの売れるベッドでも買取を断れてしまうこともあります。
買取店にお願いするときはできる限りの情報を伝えると良いです。

・ベッド以外も売る
引っ越しでベッドを売ろうと考えている人にはこちらがオススメです。
他店で買取を断られてしまって、有料で処分を考えていたベッドでも、引っ越しで不要になった
ベッド以外の家具や食器、雑貨、ブランドバッグなどを買取ってもらうことで無料での引き取りや、もしかしたら有料で買取ってもらえることもあります。
ただ、明らかに再販の難しい、激しい汚れや著しい欠損のあるものは難しいです。
くらしのくらは総合買取店ですので家具以外にも食器、雑貨、着物、ブランド品、貴金属など幅広く買取を行っておりますので引っ越しでベッドを売ろうとしている人はご相談くださいませ。

まとめ

・売りづらい家具と言われているベッドでも売れる！
・ブランドのあるベッドは高額買取が可能！
・査定の前になるべくキレイにする！
・ベッド以外も一緒に売ることで査定アップ！